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開催中・まもなく開催の祭り
義民・佐倉惣五郎の御霊を慰める祭り
御待夜祭
2026年9月5〜6日
毎年9月第1土日
千葉県 宗吾霊堂
義民・佐倉惣五郎(木内惣五郎)の霊を慰めるための祭りです。惣五郎は370年以上前、当時禁じられていた将軍への直訴を決行し、その罪により父子ともに磔刑に処されました。命日にちなんで執り行われます。文化元年(1802年)、義人宗吾の150年忌供養の際に台方村が総代となり笹踊りを興行したことが起源とされています。旧暦8月3日の命日前夜を逮夜と呼び、人々が宗吾霊堂におこもりして夜を明かしたことから、戦前は「御逮夜祭」の名称でしたが、戦後に「御待夜祭」と改められました。山車の引き廻しや奉納演芸・カラオケ大会が催されます。
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秋の農耕の五神に感謝を捧げる
牛倉神社例大祭
2026年9月5〜7日
毎年9月第1土~月
山梨県 牛倉神社
須佐乃男命ら農耕の五神に秋の実りへの感謝を捧げる祭りで、3日間にわたって執り行われます。初日は各地区の神輿が町内を練り歩き、2日目には新町・本町の山車が巡行します。山車同士がすれ違う場面が見どころとされ、笛・太鼓による祭り囃子に合わせた獅子舞・ひょっとこ踊りも披露されます。この祭り囃子は上野原市の無形文化財に指定されています。
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獅子が大自然の中で狂喜乱舞する姿を表現する
数河獅子
2026年9月5日
毎年9月5日
岐阜県 松尾白山神社・白山神社
約1300年前に朝鮮半島から渡来した僧が伝えたとされる獅子舞で、県重要無形民俗文化財に指定されています。上数河の宮田白山神社と下数河の松尾白山神社で一年交替に奉納されます。 演舞は「曲獅子」「天狗獅子」「金蔵獅子」の三段構成で、「オーバコ」と呼ばれる道行と「コスズメ」という囃子に導かれて始まります。曲獅子は雌雄二頭による舞、天狗獅子は獅子・天狗・猿・熊が登場し竿で獅子を釣る演目、金蔵獅子は獅子・金蔵・ひょっとこ・お亀による舞です。猿の竿やひょっとこの棒は祓具「ズワエ」の変形とも考えられています。楽器は太鼓・笛・摺金を用い、日本海岸系統の民謡と共通する歌も伴います。祭日の前一か月間は「ギミアイ(吟味合)」と呼ばれる稽古を重ねて本番に臨みます。近年は人口減少による担い手不足から奉納団体が解散し、現在は有志の手によって継承されています。
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収穫した里芋の根元から葉先までの長さを神前で競い合う
芋競べ祭り
2026年9月6日
毎年9月第1日曜
滋賀県 日野町中山 熊野神社・野神山
滋賀県日野町中山の東・西2集落に850年以上伝わる、野神を祀る祭りです。平成3年(1991年)に国の重要無形民俗文化財に指定されています。 平安時代末期から続く勧農行事とされており、なぜ里芋の長さを競べるのかは定説がなく、稲作以前の日本人の常食だった芋の名残りとする説や、「いも」すなわち鉄器を司る神の代用とする説など諸説あります。 祭当日、東西それぞれで栽培した最も大きい里芋を孟宗竹に結わえます。熊野神社で三三九度の盃の儀を終えた後、東西別々の道を通って野神山へ登ります。祭場は前日までに山子と呼ばれる男児たちが竹で囲いを作り小石を敷き詰めて整えます。山上では東西7人ずつの山若と呼ぶ青年たちが三三九度の盃・角力の奉納・膳の饗応・引き出物の交換と約2時間の儀式を執り行い、最後に芋の長さを競べます。西が勝てば豊作、東が勝てば不作と占われます。
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進行の優先権を巡って山車同士が激突する
角館祭りのやま行事
2026年9月7〜9日
毎年9月7~9日
秋田県 角館町内
約400年前を起源とする祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」にも登録されています。 地域の繁栄・商売繁盛・無病息災を祈願するもので、神明社と薬師堂、ふたつの祭りが一体となった構成です。各丁内から武者人形や歌舞伎人形を乗せた曳山が曳き廻され、笛・大太鼓・鼓・摺り鉦・三味線による「飾山囃子(おやま囃子)」が鳴り響く中、秋田おばこたちが手踊りを披露します。現在曳山は18台あり、17曲ほどある飾山囃子は民俗芸能として早くから注目されてきました。 祭りの見せ場は「やまぶっつけ」です。参拝や上覧など進行の目的を果たした曳山は優先権を失い、行く手をふさぐ相手との交渉が決裂すると、実力で通ろうとする曳山同士の激突「やまぶっつけ」となります。最終日の9日は夜を徹して行われます。
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南部風流山車の運行や、さんさ踊りなどの民俗芸能が繰り広げられる
石鳥谷まつり
2026年9月8〜10日
毎年9月8~10日
岩手県 石鳥谷町内
熊野神社の神輿渡御を皮切りに、山車・神輿・神楽・鹿踊・さんさ踊りなどが繰り広げられます。祭りの核となる山車は昔ながらの大八車が用いられ、歌舞伎十八番や歴史上の名場面をあしらった飾りつけが施されます。盛岡を中心とする南部風流山車の南限にあたるとされ、文化財としての評価も高い存在です。最終日には山車と神輿が一堂に集結するパレードが行われ、手踊りの列や鼓苗隊なども加わって町全体が祭り一色に包まれます。
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太鼓を乱れ打つ「馬鹿囃子」が披露される
せたな町事比羅神社例大祭
2026年9月9〜10日
毎年9月9,10日
北海道 事比羅神社及び瀬棚区内
せたな町瀬棚区の三本杉に鎮座する事比羅神社で行われる例大祭です。瀬棚郡開闢当時からの鎮守社とされる古社で、豊漁と海上安全を祈願して祀られてきました。 宵宮では4台の山車が町内を巡行し、子どもたちが練習を重ねた祭囃子や奉納踊りが披露されます。また山車による太鼓合戦と、太鼓を乱れ打つ「馬鹿囃子」も行われます。本祭では神輿を先頭に4台の山車が華やかさを競いながら町内を練り歩き、最後に全台が三本杉岩前に集結して馬鹿囃子が披露され、祭りが締めくくられます。
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山車に囃子方や踊り手が乗り込みお囃子を競い合う
大館神明社例祭
2026年9月10〜11日
毎年9月10,11日
秋田県 大館神明社
1675年(延宝3年)に現在地へ遷座した大館神明社の例祭で、400年以上の歴史を持ちます。もとは小館花道上の古神明社を産土神としており、遷座の際に佐竹氏ゆかりの御神像を合祀したことが現在の神明社の起源とされています。 例祭では御神輿の巡行とともに、各講が重さ5トンを超える山車を曳いて市内を練り歩きます。山車の上で演奏される「大館囃子」は大館市の無形民俗文化財に指定されており、京都祇園囃子の流れをくむと伝えられています。宵祭では山車合同運行や田乃坂越えが、本祭では山車見世や大館囃子共演などが行われ、五穀豊穣・商売繁盛・家内安全を祈願します。
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古式ゆかしい大名行列や奴行列、四ヶ散米行列が町内を練り歩く
福島大神宮例大祭
2026年9月10日
(
AI調べ)
毎年9月中旬
北海道 福島大神宮
天正元年(1573年)を起源とし、明治30年に現在の形が整った北海道福島町の祭りです。北前船がもたらした京風文化の影響を受けた松前文化の特色を備えています。宵宮祭・祭礼行列・本祭の4日間にわたり、祭礼行列では四ヶ散米行列・大名行列・奴行列・山車・踊り手が町を練り歩きます。四ヶ散米行列は17世紀半ばのアイヌ蜂起鎮定後、武運長久と蝦夷鎮定を願い創作された神楽舞曲を起源とする道祓いの神事で、福島町独自の演目です。奴行列は松前藩主の登城行列を松前神楽の「行列の曲」に乗せ、「ホォー」の掛け声とともに再現する儀式です。
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総漆塗りに金箔や見事な彫刻が施されたキリコが巡行する
蛸島キリコ祭り
2026年9月10〜11日
毎年9月10,11日
石川県 石川県珠洲市蛸島町
200年余りの歴史を持つ高倉彦神社の秋祭りで、珠洲市蛸島町の漁師町に受け継がれてきました。 総漆塗りに金箔をふんだんに施した豪華な彫り物が特徴のキリコ16基が町内を巡行します。担ぎ手が猿の神勅を模して顔を白塗りにし、「ドテラ」と呼ばれる派手な衣装と長い前掛けをまとう姿も独特です。初日の昼の巡行後、各家では親類・知人を招く「ヨバレ」の席が設けられ、夜には再びキリコが町内を練り歩きます。 2日目は太鼓山や神輿とともにキリコが渡御します。夜の神楽殿では「早船狂言」が演じられます。江戸時代中期に蛸島で流行した歌舞伎・歌曲を古来の早船行事に取り入れて生まれたもので、新成人の男性3名が船頭と水夫の掛け合いを演じます。県の無形民俗文化財に指定されています。
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最終日には神輿が魚野川を下る
堀之内十五夜まつり
2026年9月11〜13日
毎年敬老の日の前週の金~日
新潟県 魚沼市堀之内
元禄4年の記録に初めて記される300年以上の歴史を持つ、八幡宮の秋季祭です。旧暦8月15日の中秋と重なることから、いつしか秋季祭と十五夜が習合するようになりました。文化文政の頃には踊り屋台3台が出ていたとされ、宿場町として栄えた堀之内では京都などの祭り文化を取り入れながら発展してきました。 初日の宵祭りに八幡宮から御幣を授かり、3日間にわたって神輿パレードや屋台囃子が行われます。神輿の川流しは昭和20年代中頃に若衆が魚野川に入ったことに始まるとされ、現在は最終日の後祭りに神輿ごと魚野川を下って御幣を納める行事として定着しています。
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豪華な山車や世界記録級の神輿、伝統の鹿踊が街を彩る秋祭り
花巻まつり
2026年9月11〜13日
毎年9月第2土曜日を中日とする金土日
岩手県 花巻地域
花巻まつりは430年を超える歴史を持つ祭りで、風流山車や神輿、鹿踊、神楽権現舞、花巻ばやし踊りなど複数の伝統芸能から構成されています。山車には電球やLEDと異なる揺らめきを見せるアセチレンガスの灯がともされ、明治期には京都祇園祭の鉾に似た高さ13メートルを超える屋形山車が用いられていました。神輿は昭和2年に登場し、当初は造り酒屋が多かったことから酒樽を用いた樽神輿が担がれ、現在は宮神輿が主流となる一方、樽神輿も継承されています。鹿踊は腹に太鼓を下げて歌いながら打ち鳴らす太鼓踊り系が中心で、躍動的な足さばきが特徴です。神楽権現舞は山伏神楽の系譜を引き、権現の金色の歯を鳴らす歯打ちが見どころとなっています。花巻ばやしは京都祇園囃子の流れを汲み、大太鼓・小太鼓・笛・三味線で構成され、踊りは前進しながら輪を描く形式です。
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硫黄島八朔太鼓踊りに登場する奇怪な仮面をつけた来訪神
薩摩硫黄島のメンドン
2026年9月11日
(
AI調べ)
毎年旧暦8月1,2日
鹿児島県 硫黄島 三島村
鹿児島県の薩摩硫黄島に伝わる来訪神行事で、種子島・屋久島地方における同種の行事の典型とされています。 旧暦8月1日・2日に熊野神社で奉納される「硫黄島八朔太鼓踊り」の場に登場します。矢旗を背負った鉦叩きと呼ばれる唄い手を囲む若者たちが太鼓を打ちながら踊る中、拝殿奥から突然メンドンが走り込み、踊り手の周囲を3周して去ります。その後、次々と現れたメンドンたちが踊りの妨げをしたり観客の中に分け入ったりと悪戯を繰り広げます。手に持った神木の枝で人々を叩き回り、叩かれると魔が祓われるとされています。 奇怪な風貌と南方系の特徴を残す仮面が特徴的で、メンドンは「天下御免」の存在として島人に認識されています。太鼓踊りの奉納後は集落の各所を練り歩きます。
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幕末の三本木原開拓の時代から続く伝統的な豊作祈願の祭り
十和田市秋まつり
2026年9月11〜13日
毎年9月第2週金~日
青森県 三本木大通り
幕末の三本木原開拓の時代から続く豊作祈願の祭りを起源とし、3日間にわたって行われます。 豪華な山車と太鼓車が市街地を練り歩き、伝統芸能の南部駒踊や、太鼓の打ち合いで威勢を競う「ケンカ太鼓」が行われます。2日目には「日本の道百選」に選ばれた官庁街通りで山車・太鼓車・神輿の夜間運行が実施され、ライトアップされた山車が通りを進む中、囃子方の掛け声が秋の夜空に響きます。
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住民総出で屋台を綱引きのように引き上げる
静間神社例大祭
毎年9月第2または第3土日
長野県 静間神社
静間神社例大祭は、地域住民により長く受け継がれてきた飯山の伝統行事で、明治中期に建造された彫刻が見事な屋台が見どころとなっています。 秋津地区には信国豊神社へ奉納する屋台と、静間神社へ奉納する屋台があり、各神社の祭礼では担当地区の屋台が五穀豊穣や地域の繁栄、住民の安全を祈願して村内を巡行し、最後に神社へ奉納されます。静間神社に関わる屋台のひとつは宮造りの箱型で車を備え、浮き彫り装飾を施し、地元産の欅材を用いて彫刻を多く施した造りとなっています。 初日の夜には、神社へ続く坂道を屋台が次々と上っていきます。翌日の祭礼では、神社にて薙刀や獅子舞が奉納されます。午後になると屋台は神社を下り、それぞれの集落へ戻ります。 屋台を所有する各区では組み立てが行われ、夜には神社入口へ向けて巡行が始まり、各区の屋台が合流した際には薙刀の演舞が披露されます。その後、順番に屋台が神社下まで曳き上げられ奉納され、続いて薙刀や獅子舞の奉納舞が各区により行われます。翌日には屋台が各区へ戻され、一部の屋台は解体されます。
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手作りしたユーモラスな衣装や神具を身にまとい練り歩く
ひょうげ祭り
2026年9月12日
毎年9月第2土曜
香川県 高松市香川町
高松市香川町浅野の新池神社の祭礼で、香川県・高松市の民俗文化財に指定されています。 江戸時代、水不足に悩む浅野地区に新池を築いて水を引いた郷土の恩人・矢延平六の徳を偲び、水の恵みへの感謝と豊作を祝う行事として始まりました。農民たちは平六の功績を讃えながらも、藩主が下した国外追放の罪に表立って異を唱えられないもどかしさから、滑稽な仮装行列で藩主に抵抗したとも伝えられています。 「ひょうげる」は讃岐の言葉で「ふざける・おどける」を意味し、これが祭名の由来です。参加者は飼料袋を縫い合わせた裃・袴・陣羽織、里芋の茎で作った太刀、ざるを烏帽子代わりにかぶった出で立ちで、歌舞伎役者まがいの厚化粧を施しながら約2kmを練り歩きます。 新池の堤に到着すると神職が祝詞をあげて悪魔払いの矢を放ち、同時に神輿が池へと投げ込まれて祭礼は締めくくりを迎えます。
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「こりゃせ」の掛け声とともにだんじりが町内を威勢よく駆け抜ける
誉田八幡宮秋季大祭(誉田だんじり祭り)
2026年9月12〜13日
毎年9月第2土日
大阪府 誉田八幡宮
応神天皇陵を祀る誉田神社ならではの神事として、神輿に神霊を遷して御陵へ向かい、祭祀を執り行った後に神社へ戻る「お渡りの神事」が行われます。行列の途中には神輿の下をくぐって無病息災を祈る「神輿くぐり」も執り行われます。 この神事の起源は放生会で、源頼朝の寄進による国宝・塵地螺鈿金銅装神輿を担いで行われていた記録が1200年代に遡ります。放生会は戦での殺生の贖罪として、生き物を放つ儀礼でもありました。明治の廃仏毀釈により仏式の要素は失われましたが、五穀豊穣と氏子の加護を願う神事として現在も続いています。 だんじり祭りは河内名所図会(1801年)に記録される歴史を持ちます。4台のだんじりが「こりゃせ」の掛け声とともに町内を巡行し、境内の参道を駆け抜けて宮入りします。
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華やかな衣装を身につけた子どもたちが床だんじりの上で踊りや演舞を披露する
石屋神社秋まつり
2026年9月12〜13日
(
AI調べ)
毎年9月第2土日
兵庫県 石屋神社
兵庫県淡路島・岩屋に鎮座する石屋神社の秋まつりです。石屋神社は國常立尊・伊弉諾尊・伊弉冉尊を祀る古社で、神功皇后が岩屋で潮待ちの際に参拝し歌を詠んだところ海が静まったという伝説が残ります。もとは三対山に鎮座していましたが、15世紀後半に大内義興が築城した際に現在地へ遷座しました。 祭りでは豪華なだんじりと御神輿が石屋神社から岩屋商店街など町中を練り歩きます。扇子を手にした着物姿の男女がだんじりに乗り込み「もっと練れ」「ヨイヨイヨイヤッサー」と唄を披露し、ふんどし姿の男衆が神輿を激しく練って祭りを盛り上げます。子どもたちが「床だんじり」の上で華やかな衣装で演舞を披露し、商売繁盛・家内安全を祈願した舞いも行われます。
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村を荒らす一つ目片足の巨人に巨大な大わらじを見せつける
わらじ祭り
毎年9月初めの申の日
三重県 志摩市大王町
三重県志摩市大王町波切に伝わる年中行事で、昭和46年(1971年)に三重県無形文化財に指定されています。 起源は地域に伝わる神話に基づきます。波切の沖にある韋夜ヶ島(現在の大王島)に、一つ目片足の巨人「ダンダラボウシ」が住みついて嵐を起こし村を荒らしていました。村人たちは波切の神・韋夜権現の助けを借り、巨大なわらじやイワシ網・巨大なかごなどを用いて、村には自分より大きな存在がいると思い込ませてダンダラボウシを退散させたと伝えられています。 祭日の3日前に漁師たちが長さ約2.3m・幅約1.5m・重さ約100kgの大わらじを編み、神社拝殿に安置します。当日は大王島への参拝・祝詞・祓い清めに続いて巫女の舞と稚児による舞が奉納されます。稚児がわらじの鼻緒の綱を持ち山側から海側へと曳く神事の後、大わらじは若者に担がれて須場の浜まで運ばれ、祝い唄「えれわか」とともに海へ流されて海上安全と大漁が祈願されます。
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かつては最長29日間もだらだらと行われていた
椿泊のだらだら祭り
毎年9月中旬
徳島県 椿泊町 佐田神社
徳島県阿南市椿泊町の佐田神社の秋祭りで、阿波水軍を率いた森甚五兵衛の功績を称え豊漁を祈願する祭りです。 「だらだら祭り」の通称は、かつて祭りが何日もだらだらと続いていたことに由来します。もともと地元でそう呼ばれていたわけではなく、長期間続く秋祭りをマスコミなど外部の人が呼び始めたのが実態のようです。 かつては祭日の日数が定められておらず、神輿をかく若衆が「神意」として宮入りを拒み祭日を延長することがしばしばあり、10日以上、時には29日間に及んだこともありました。新暦9月は遠洋漁業の遠征者も漁閑期に入ることから、少しでも長い休みを求める若者の気持ちと、祭日を地区の休み日とする慣習が重なり、こうした長期化が生まれたと考えられています。1950年代の新生活運動の影響で短縮され、現在は3日間で行われています。 祭りでは神馬を先頭に神輿とだんじりが地区内を練り歩き、組ごとの御旅所で神事と小休止を繰り返します。2日目には船渡御「岬祭り」として蒲生田岬の岬神社を海上から拝む行事もあります。
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