熊野那智大社の例大祭で、「扇祭」とも称されます。信仰の起源は神武天皇東征の折(約2700年前)に那智の滝を大己貴命の御霊代として祀ったことに遡り、仁徳天皇5年(317年)に瀧本から那智山中腹へ社殿を遷したことが熊野那智大社の起源とされています。この御遷宮・御鎮座をしのび、神霊を振い起こして万物の生成発展を祈る神事として受け継がれてきました。祭りは熊野那智大社から御滝前の飛滝神社への年に一度の里帰りを表したもので、熊野十二所権現を象る十二体の御神体を、御滝の姿を模した高さ6メートルの扇神輿に遷御して御本社より御滝へと渡御します。御滝の参道では重さ50〜60キロの大松明十二本の炎で御神体をお迎えし、参道を清めます。
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