岩手県大船渡市三陸町吉浜に伝わる来訪神行事です。小正月の夜、鬼とも獣ともつかない異形の面をつけ、みのをまとった「スネカ」が家々を巡ります。名称は「スネカワタグリ」の略で、冬に囲炉裏にあたり続けて脛に火斑ができた怠け者の脛皮を剥ぎ取るという意味に由来します。アワビの殻を腰に下げ、俵を背負い、身を屈めて鼻を鳴らしながら歩く姿が特徴で、怠け者や泣く子を戒める役割を担います。子どもの健やかな成長と五穀豊穣・豊漁を祈る行事でもあり、岩手県沿岸部に分布する来訪神行事を代表するものとして、平成16年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
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