エビス信仰と修験道が融合した火渡神事で、複数の由来が伝わります。最も広く知られるのは、蛭子命が三歳になっても立てず天磐樟船で海に流されたところ石津の浜に漂着し、これを知った村人たちが焚き火を焚いて「やっさいほっさい」と叫びながら神を暖めたというものです。「やっさいほっさい」の名称についても、薪の数が百束と八束だったことから「八百束・八束」がなまったという説、百八束の藁から訛ったという説、火渡り直前の裸の男たちが押し合いながら発する掛け声に由来するという説など諸説あります。 祭りでは氏子の年男から選ばれた「戎さん(神人)」が神木を積み上げた「とんと」に点火し、「やっさいほっさい」の掛け声とともに火渡りを三回繰り返した後、境内を三周して拝殿へ入ります。薪の燃え残りを持ち帰ると厄除けになるとされています。
掲載情報は参考情報です。開催日程・内容は変更・中止となる場合がありますので、お出かけ前に必ず主催者・観光協会等の公式情報をご確認ください。