宮城県加美町の柳沢集落に伝わる小正月行事です。開始時期は不明ながら、正月の神を迎えるとともに火難除け・五穀豊穣・家内安全を祈願する目的で受け継がれてきました。御小屋(オコヤ)が燃え上がる様から「焼け八幡」の名がつきました。 行事は2日間にわたります。初日の夕方、八幡神社の前で12束の藁を束ねた「トウロウ(燈籠)」に火をつけ、その燃え方で月々の天候と作柄を占います。夜中には若者たちが裸に鉢巻き・腹帯・草鞋姿で2組に分かれ、松明をかざして八幡神社に参り、その後各戸を廻って酒をふるまいます。地区に新しく嫁いだ家では嫁の顔に墨をつける慣わしもあります。 翌朝には嫁や女性の顔にかまど墨を塗って神の加護を願い、笹竹と藁で作った御小屋に火をつけて当年の作柄を占い、行事を締めくくります。
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