平安時代後期の僧・明覚が建てた薬王院温泉寺に修験者が集まり、厄年の若者の厄払いのために菖蒲を刈って俵に詰め、無病息災を祈願したことが起源とされます。加賀市に残る行事の中では最も古い初夏の祭りです。菖蒲の詰まった俵を引きずり回して湯に投げ込み、その湯に浸かって邪気を払う儀式は、現在も「入湯式」として継承されています。祭りは柴燈護摩(野外の護摩法要)で幕を開け、紅白の法被を着た若衆が八俵の菖蒲俵を括り付けた総重量約350kgの「菖蒲みこし」を担いで温泉街を練り歩きます。俵は街を一巡する間に揉みくだかれ、最後は「古総湯」の湯壺に投げ込まれます。
掲載情報は参考情報です。開催日程・内容は変更・中止となる場合がありますので、お出かけ前に必ず主催者・観光協会等の公式情報をご確認ください。