本山神事は、第三代徳山藩主毛利元次が災害を機に五穀豊穣と無病息災を願って奉納したことに始まる神事です。稲穂が実った後の鳥害や自然災害を防ぎ、豊作と氏子の繁栄を祈願する予祝の意味を持ち、現在は秋季例大祭と一体化して執り行われています。 山車作りには釘を一本も使わず、約450キロの葛で締め上げて組み立てる古来の技法が継承されています。本山は長さ6.2メートル、高さ4.8メートルに及び、爺山・婆山と呼ばれる小型の山車も併せて奉製されます。 神事当日は獅子による舞と祝詞の神事が複数回行われ、その間に撒き花や散花がまかれます。最終的に本山は境内の急坂から突き落とされ、その傾きで豊凶を占う習わしがあります。落下後には御神松や御幣を参列者が奪い合う場面も見られます。山口県の無形民俗文化財に指定されています。
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