三重県津市白塚町の八雲神社の祭礼で、江戸時代(約350年前)には行われていたと伝わります。もとは旧大梵天王社(愛知県津島神社から勧請)の祭礼で、明治41年の合祀後も受け継がれてきました。 かつての白塚町は漁業・農業を営む貧しい土地柄で、台風や大雨による水質汚染から疫病が広がっても医者にかかれない環境でした。人々は病気や災いを払い豊漁・豊作を願うため、身近な竹を使った祭りを考え出したとされています。 青竹を縄で縛って作る「やぶ」は素戔嗚尊が退治したヤマタノオロチに見立てたもので、津島神社のお札と百合の花のつぼみ八本が納められています。「エンヤナッチャ」の掛け声とともに若者たちがやぶを練り回し、病気や災いを封じ込めます。最後は頭を北に向けた状態で「イーカリヤ、イーカリヤ」の掛け声とともに海へ流し、津島神社へ戻るとされています。
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