宝暦8年(1758年)、矢部郷の不作を心配した細川藩が矢部手永の庄屋に命じて豊作祈願を行ったことに始まります。通潤橋よりも古い約260年の歴史を持ち、旧暦8月1日(八朔)の五穀豊穣を祝う祭りとして受け継がれてきました。商家の人々が農民への感謝と労いを込めて奉納するようになったという起源も伝わります。 最大の特徴は「大造り物」で、竹・松の皮・はぎ・すすき・シュロなど山野の自然素材のみを使い、高さ3〜5mに及ぶ県下最大規模のものが各組によって制作されます。約2週間かけて秘密裏に仕上げられ、その年の世相風刺や庶民の願いを洒落を交えて表現します。 前夜祭「朝おこし」では三味線や太鼓の囃子パレードが行われ、本祭りでは大造り物が台車に乗って町中を引き廻されます。八朔音頭に合わせた「総踊り」では老若男女が連れ立って町中を踊り歩きます。
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