宮崎県の無形文化財に指定された、400年以上の歴史を持つ牛の厄除け行事です。起源は、祭神・菅原道真の末裔にあたる菅原道正公が牛の繁栄を願い、菅原神社の南方に保食神社と大日堂を安置したことに始まると伝えられています。明治元年の廃仏毀釈により祭りは途絶えましたが、明治7年に牛馬の伝染病が流行した際、神社再建と祭礼復活によって疫病が鎮静するとの地区民の願いから保食神を豊受神社として再建し、行事も復活しました。 境内に設置した直径25cm・長さ4m・高さ50cmの丸太を牛に飛び越えさせ、疫病除けと繁栄を祈念します。農耕に牛が使われていた頃は、田植えで疲れた牛の肥育の意味も持っていました。最盛期の江戸時代末期には人吉や姶良・伊佐など遠方からも飾り付けを施した牛が集まり、詩人・野口雨情も祭りの情景を句に詠んでいます。
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