宇佐神宮の恒例祭典の中で最も壮麗とされる祭礼で、「御祓会」と称し疫病除け・災厄防除・国家国民の安寧を祈願する夏越神事として、平安時代にはすでに斎行の記録が残ります。三柱の御祭神(八幡大神・比売大神・神功皇后)がそれぞれの神輿にて上宮本殿から頓宮へ渡御する「お下り」と、三日二夜後に還幸する「お上り」が祭りの骨格をなします。かつては神輿の先着争いが繰り広げられたことから「喧嘩祭」の異名もありました。神幸行列は猿田彦を先頭に「蝶」「鳥」「駒」の稚児、列奉行、道行囃子、三基の神輿、宮司・神職と続きます。頓宮到着後には「菅貫神事」と呼ばれる古式の祓い神事が執り行われ、中日には小笠原流弓馬術礼法による流鏑馬神事も催されます。
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