約880〜900年前に遡る伝承を起源とする祭礼です。かつて山国川の度重なる洪水で堤防改修が難航する中、家臣の娘・お鶴が息子の市太郎とともに人柱になることを願い出ました。2人は7日7夜の断食で身を清めた後、舟から山国川に沈められると川底から金色の鳩が飛び立ち宇佐神宮へ向かったと伝わります。その後、山国川には三口大井手堰が築かれ、今もこの地の田畑と生活用水を潤し続けています。 この母子の霊を慰めるとともに五穀豊穣を願う祭礼として、色鮮やかに飾られた花傘鉾19台と御神輿1基が囃子にのって行列をなします。巡行距離は30〜40kmにも及び、日本一長い距離を歩く祭りとも伝わります。青田の中を花傘鉾が進む様は中津の夏の風物詩となっています。2日目夜には花火大会が行われ、その後神輿が山国川の対岸へ渡る「川渡り」も執り行われます。
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