『出雲国風土記』意宇郡安来郷の条に記される毘売崎伝承に由来する神事です。天武3年(674年)7月13日、語臣猪麻呂の娘が中海に臨む毘売崎の浜辺で大ワニ(サメ)に食い殺されました。父の猪麻呂が神々に祈って敵討ちを果たし娘を葬ると、里人は娘の霊を慰めるためワニを仕留めた月の輪(鉾型の武器)を作り、毎年4日間昼夜を問わず踊り続けたといわれ、これが起源とされます。仕留めたサメを矛に刺して立てかけた形が三日月に見えたことから「月の輪」の名がついたとも伝わります。 元禄12年(1699年)頃から乗相院別当が大念仏として大々的に興行するようになり、華麗な行列が繰り出される形となりました。現在は三日月形のあんどんや矛・提灯・のぼりで飾られた高さ約5mの山車を先頭に、笛・太鼓とともに「エンヤ・エンヤ・デゴ・デットーヤー」の掛け声で練り歩きます。
掲載情報は参考情報です。開催日程・内容は変更・中止となる場合がありますので、お出かけ前に必ず主催者・観光協会等の公式情報をご確認ください。