江戸時代から続く深い歴史を持つ秋祭りです。1842年の『西條誌』や1848年の古日記には、西条藩領だった周敷村や玉之江村で「台尻(だんじり)」が運行されていた記録が残されており、古くから地域に息づいてきたことが分かります。 明治初期までは舁きだんじりがありましたが、後に獅子舞へ移行した地域もあります。特に吉岡地区では、雄雌の荒獅子が太鼓のリズムに合わせて「なぶり子」に操られる伝統芸能が今に奉納されています。大正時代には伊勢音頭の太鼓や笛でだんじりが巡行され、戦前には壬生川周辺に20台近くの屋台があったとされます。戦後は一時衰退したものの、1978年の屋台復活を機に平成以降は奉納数が増加しました。 現在は各地区の神社で獅子舞が奉納されるほか、だんじり14台と太鼓台1台が集結し、勇壮華麗なかきくらべを行うなど盛況を呈しています。
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