享和3年(1803年)、飛幡八幡宮の記録によれば、須賀大神に疫病退散を祈願したところ御神徳により平癒したため山笠を作り祝ったことが起源とされています。国の重要無形民俗文化財に指定され、平成28年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されました。飛幡八幡宮・菅原神社・中原八幡宮の三社の夏祭りで、戸畑区内4地区の大山笠と小若山笠の全8基が街を練り歩きます。最大の特徴は昼夜で山笠の姿が一変する点で、昼間は金糸銀糸で武者絵を刺繍した幟山笠として登場し、夕刻には装飾を取り払い12段・309個の提灯を飾る提灯山笠へと変容します。総高約10メートルに及ぶ提灯山笠は「提灯山」の愛称で知られ、若衆の掛け声とともに揺れ動く光の塔が夏の夜空に浮かび上がります。
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