愛知県西尾市鳥羽町の鳥羽神明社で約1200年前から受け継がれてきた行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。 宮西川を境に東西を「乾地」「福地」に二分し、それぞれの地区から選ばれた「神男」が祭りの中心を担います。神男は3日前から神明社に籠もり、自炊と冷水浴による禊で心身を清めます。祭当日は奉仕者とともに極寒の海で禊を行い、古い幟で作った「ネコ」と呼ばれる装束に身を纏って神明社に集います。 祭りの象徴である「すずみ」は、栃の木の神木を中心に青竹60本と茅で作られた高さ約7mの大松明で、根元には1年の月数を表す十二縄が巻かれます。火打石で点火されたすずみに奉仕者たちが飛び込み、中の神木と十二縄を取り出して神前に供えます。先に取り出した側の勝敗と燃え具合によって、その年の天候・豊凶を占います。燃え残った竹で箸を作ると歯の病にかからないとも伝えられています。
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