三重県伊勢市御薗町高向の高向大社で行われる神事で、地元では「ジンジ」と呼ばれています。国指定重要無形民俗文化財です。 養和年間(1181〜1182年)の飢饉と悪疫の蔓延に苦しむ中、神童の少年が御神体の獅子頭を持ち出して祓い清めの舞を演じ、悪霊を退散させたことが起源とされています。古くは神領内の各社で行われていましたが、現在は高向のみで継承されています。 昼の神事では、素盞鳴尊の大蛇退治をかたどった「七起こしの舞」と、御頭を携えて各戸を祓い廻る「フクメモノ」が行われます。夜は「打祭」と呼ばれる火祭で、白無垢の衣装をまとった参加者が燃え盛る松明の中で御頭を振りながら巡り、斬祓の舞などが執り行われます。最後に御頭を唐櫃に安置して神事は締めくくられます。
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