茨城県那珂市の鹿島神社に伝わる祭礼で、別名「菅谷の提灯祭」とも呼ばれます。鹿島神社は大同年間(806〜809年)に創建され、源頼義・義家父子が前九年の役の際に戦勝を祈願したと伝わります。義家は帰途に菅葺きの八幡宮を寄進し、これが「菅谷」の地名の由来とされます。安政4年(1857年)に九代水戸藩主・斉昭が鹿島神宮から分霊して現在地に遷宮し、以来神社の紋には徳川氏の葵紋が用いられています。 祭りの名称「大助」は、東北征伐に際して若者と食糧を供出し国土平定に「おたすけ」した苦労をしのぶことに由来し、「おたすけ」が訛ったものとされます。平和と五穀豊穣を祈願する祭礼です。 祭礼では各町内から200〜300個の提灯をつけた山車9台が境内に集結し、大助ばやしを競演します。社前では大かがり火が焚かれ、神官が祈祷と神刀による四方の祓いを行います。その後、七ツ雪洞と呼ぶ大笹竹の提灯を火伏せの儀で破る行事が行われ、早く破れた町内に福が訪れるとされます。
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