当日早朝には、御神幸式に用いる汐井を汲む行事から始まります。この汐井には、神輿で渡御する道中を清める役割があるとされています。例大祭はまず、神社裏手にまつられている岩屋へ団子を献上する祭典から始まり、これは祭神がこの地に流れ着いた際、住民が同様の品を献上したことにちなむものとされています。 本殿では例大祭の祭典が行われ、神楽の奉納や玉串拝礼などが執り行われます。そのあと、神霊を神輿に移す遷輿祭が行われ、神輿は氏子地域を巡幸します。行列の先導役は猿田彦神とされる存在が務めます。 御神幸式に続いて、流鏑馬の神事が行われます。射手と矢を清める祭典のあと、的を狙って矢が放たれ、的に当たった本数によって翌年の五穀の出来を占うとされています。この神事は平安時代にすでに行われていたと伝えられ、現在も継承されている神社は県内でわずかとなっています。
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