岡山県笠岡市の白石島に伝わる盆踊り・回向踊りです。国の重要無形民俗文化財に指定され、2022年にはユネスコ無形文化遺産「風流踊」の一つとして登録されました。 起源は1183年の源平水島合戦の戦死者供養とされています。先祖供養の盆踊りとしての性格に加え、干ばつ時の雨乞いや雨喜びの感謝踊りとしての側面も持ちます。 最大の特徴は、一つの口説き(音頭)に合わせて異なる複数の踊りを同時に踊る点で、他に類を見ない構成です。男踊・女踊・笠踊・奴踊・扇踊・梵天踊など13種が伝わり、衣装や所作の異なる踊り手たちが一つのリズムのもとで調和します。 口説は歌舞伎や浄瑠璃の影響を受けており、最盛期には60以上の唄があったとされ、現在も20余りが継承されています。
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