国の重要無形民俗文化財に指定された、奈良時代に起源を持つ裸祭りです。 起源は東大寺の実忠上人が創始した修正会を、西大寺を開山した安隆上人が伝えたことに遡ります。現在の形が整ったのは室町時代の永正7年(1510年)で、住職・忠阿上人が修正会の結願日に参詣者へ守護札を配ったところ奪い合いとなり、やがて紙札が木製の「宝木(しんぎ)」に替わりました。身体の自由を得るため裸となる慣習と水垢離が加わり、修正会と一体化した現在の形に至ったと伝わります。 行事は19日前の事始式に始まり、宝木取り・宝木削りの秘儀を経て14日間の修正会で国家安穏・万民豊楽が祈られます。深夜、御福窓から山主が宝木を投下すると争奪戦が始まり、宝木を手にした者は「福男」として福が授かるとされています。
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