愛媛県の大山祇神社に伝わる神事です。大山祇神社は「山の神」とも呼ばれ、元来「女の神様」とされることから、神がお化粧をすることを意味する祭りと伝えられています。 新米(初穂)を粉にして水でといた「しとぎ」を顔に塗るもので、氏子の繁栄と新穀の豊作への感謝と翌年の五穀豊穣祈願を目的に行われてきました。おしろいの顔への付き具合で翌年の作柄を占う風習もあります。 当日は午後2時頃から宮座が始まり、宮司による祓いと祝詞奏上の後、拝殿で氏子全員が膳につきます。座元がしとぎを持ち出し、宮司の顔から順に氏子全員へ塗り広げていきます。塗られたおしろいは家に帰るまで落としてはならず、帰宅後に牛馬の飼料に混ぜると無病息災のご利益があるとされています。
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