鹿児島県垂水市柊原地区に伝わる無形民俗文化財で、2012年に垂水市指定を受けています。数日前から子どもたちが海浜に「苙(おろ)」と呼ばれる約2.5m四方・深さ約1.5mの穴を掘って準備します。当日は午前3時頃に起床し、集落ごとに集合。松明で道を照らしながら幟旗を持ちホラ貝を吹きながら山頂へ登り、陣旗を立てた後に苙へと下ります。苙では全員が六尺フンドシ一枚の姿となり、小学校6年生の「オヤガシラ」と5年生以下の「コガシラ(駒)」に分かれて勝負が行われます。オヤガシラは駒を苙の入口へ引き出そうとし、コガシラはオヤガシラを砂壁から担ぎ上げようとします。蹴ったり叩いたりしながらどちらかが全員を連れ出すと決着となり、2〜3回勝負が繰り広げられます。
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