江戸時代から受け継がれてきた海部川流域の総氏神を祀る伝統的な秋祭りです。 船形の山車「関船」とだんじりが海部川河口付近の約4kmにわたる松原海岸を砂煙を上げて駆け抜ける様が最大の見どころです。鞆浦から関船2台・だんじり2台、奥浦・大里・四方原からだんじり各1台の計7台が松原に引き出され、鉦や太鼓とともに松林の中を疾駆します。 各町内を出発した山車は小宮・中宮前などで数回の疾走を重ねながら本宮へ向かい、南町関船「八幡丸」の鳥居回しを皮切りに様々な走りが繰り広げられます。渡御祭では高く差し上げた神輿の下を人々が潜り抜けてご利益を願います。夕闇に灯りを揺らしながら帰途につく関船やだんじりの祭囃子と若衆の伊勢音頭には哀愁も漂い、女性たちによる「女だんじり」も祭りに加わります。
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