小木御船神社の秋祭りで、奴凧を思わせる形をした大行灯「袖ぎりこ」が登場します。能登半島の中でも珍しい形状とされ、両面に描かれた武者絵は、青森のねぶたとの関連も指摘されており、日本海文化圏の影響が見られます。明治期には現在よりも大きな造りで、社頭の造営に合わせて曳き出されていましたが、大正期に電線が架設されたことを受けて、現在のような大きさに縮小されました。当日は9基の袖ぎりこが街中を練り歩き、最後には御船神社へ向かう急で細い坂道を押し上げて運ばれます。漁師町らしい力強さが感じられる行事です。
掲載情報は参考情報です。開催日程・内容は変更・中止となる場合がありますので、お出かけ前に必ず主催者・観光協会等の公式情報をご確認ください。