岩手県二戸市似鳥地区の似鳥八幡神社で旧暦1月6日に行われる年占行事で、国の選択無形民俗文化財に指定されています。400年以上前から伝わるとされています。 「サイトギ」とは井桁状に積み上げた木組みのやぐらのことで、毎年1月3日に9尺以上の高さに組まれます。ほら貝と太鼓を合図に、冷水で身を清めたふんどし姿の男衆が「テコ」と呼ばれる長さ約2mの棒でサイトギを叩いて燃やし、舞い上がる火の粉の流れる方向で豊凶を占います。火の粉が石段側に流れれば豊作、社殿側に流れれば冷害をもたらすヤマセが吹いて不作、舞い上がらない場合は稲の倒伏、燃えが悪いと雨が多いとされます。 もう一つの占いが「オコモリ」で、米・麦・ヒエ・アワ・キビを混ぜて炊いたものを剣状に模り一晩凍らせた供え物を用います。崩れたり虫がたかっていると凶作、形を保っていれば豊作と占われます。
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