秋田県羽後町に伝わる約700年の歴史を持つ盆踊りで、国の重要無形民俗文化財およびユネスコ無形文化遺産に登録されています。 起源は記録がなく言い伝えのみに依ります。最も古い説は正応年間(1288〜93年)に修行僧・源親が豊年祈願として踊らせたというもの。また慶長6年(1601年)に滅んだ西馬音内城主・小野寺一族を偲ぶ亡者踊りが合流したとも伝わり、この二つの流れが現在の踊りの根底をなしています。 盆踊り本来の「祖霊を歓待し共に踊る」意味合いから、踊り手は編み笠や目だけを出した「彦三頭巾」で顔を覆います。死者を表現するためとされ、かがり火と相まって幽玄な雰囲気を醸します。踊りは優雅な「音頭」と速いテンポで物悲しさを帯びた「がんけ」の2種類で構成されます。昭和10年(1935年)の全国大会出演を機に衣装・振り付け・囃子が統一され、現在の形が整いました。
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