記録に残る初出は慶長11年(1606年)で、乙部村八幡神社の神主が初めて祭儀を行ったとされ、北前船で栄えた江差町の姥神大神宮渡御祭に並ぶ北海道最古級の祭礼とされています。 熊石はアイヌ語「クマ・ウシ」(魚を干す棚の多い所)を語源とする地名が示す通り、江戸時代から明治にかけて「万石場所」と称されるほどニシン豊漁の地として栄えました。探険家・松浦武四郎が弘化2年(1845年)に「真に宇宙の壮観なり」と記したほどの隆盛を誇り、絢爛豪華な山車はその歴史を今に伝えます。 祭りは3日間にわたり、京都祇園祭の流れを汲む祭り囃子が町内に響きます。宵宮では山車が根崎神社に集結し鳥居前で「魂入れ」の神事を行い、翌2日間は天狗・神輿とともに全山車が列をなして夜まで巡行します。
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