1450年頃に発祥し、琉球王国時代の那覇四町綱の伝統を受け継ぐ綱引き行事です。稲作を起源とする農村の綱引きとは異なり、交易都市として栄えた那覇の町方文化を背景に成立しました。那覇が西村・東村・若狭町村・泉崎村の四町へと発展する過程で、周辺の村々も加勢として加わりながら規模を拡大していきました。 女綱(みーんな)と男綱(をぅーんな)をかぬち棒で結合させ、東西に分かれて挽きあう形式は陰と陽の結合を表し、人類繁栄を願う神話的意味を持ちます。国家平穏・海上安全の祈祷として行われてきた一方、勝負への熱狂から争いが絶えなかったため、1812年に『那覇綱挽規模帳』が制定されました。1935年を最後に途絶えたのち、1971年に市制50周年記念事業として復活。1995年にはギネスブックで「世界一のわら綱」として認定されました。
掲載情報は参考情報です。開催日程・内容は変更・中止となる場合がありますので、お出かけ前に必ず主催者・観光協会等の公式情報をご確認ください。