新潟県村上市の城下町惣鎮守・西奈彌羽黒神社の例大祭です。起源は戦国時代、村上城主・本庄繁長が羽黒大権現に戦勝祈願し庄内地方を平定したことによる御分霊の勧請に遡ります。寛永10年(1633年)に藩主・堀直竒が神社を現在地へ遷宮した際、大町の人々が大八車で太鼓を叩いて練り歩いたことが祭礼の直接の起源とされています。2018年に国の重要無形民俗文化財、2025年にはユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に登録されました。祭りは「お旅神事」と「おしゃぎり巡行」の二本柱で構成されます。三基の神輿が荒馬十四騎と稚児行列を先導に町内を巡幸した後、精巧な彫刻と漆塗りで飾られた19台のおしゃぎり(屋台山車)が練り歩きます。200年以上前のものも現役で使われています。
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