京都市伏見区の三栖神社に伝わる神幸祭の行事です。起源は672年の壬申の乱にさかのぼり、大海人皇子(後の天武天皇)がこの地を通過した際、村人が炬火を灯して暗夜を照らし歓迎したことに由来するとされます。戦後一時途絶えましたが、平成元年(1989年)に再興され、平成8年(1996年)に京都市登録無形民俗文化財に指定されています。 宇治川に自生する葭を束ねて作られた直径約1.2メートル・長さ約4メートル・重さ約1トンの大炬火が、32人の男衆によって横に寝かせた状態で担がれます。御旅所の金井戸神社での神事の後、剣鉾・手炬火・大炬火・神輿からなる神幸列が出発し、三栖会館前で大炬火に点火。竹田街道を北上し、宇治川派流に架かる京橋に大炬火を立てた後、消火されます。炬火行事は浜三栖の若中によって担われています。
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