水無神社の例大祭で、起源は平安時代初期に遡ります。木曽から飛騨一ノ宮・水無神社へ働きに来ていた宗助・幸助の兄弟が、戦乱で神社が戦火に見舞われようとした際、御神体を御輿に納めて木曽へ運び出しました。飛騨と信濃の国境・長峰峠で追手に迫られ御輿の争奪戦となりましたが、互いの名を呼び励まし合いながら御輿を転がして逃れたと伝えられています。氏子たちはこの兄弟の偉業を偲んでこの故事にならい、神輿をまくる祭りを始めました。毎年新しく造られた約100貫(400kg)の白木の神輿に御神体が移され、「宗助・幸助」と呼ばれる精進が付き添い町内を2日間練り歩きます。祭りの山場では「宗助!幸助!」の掛け声とともに神輿を縦横に転がし、担ぎ棒だけになるまで壊します。壊れた木片は災難除けとして人々が競って奪い合います。
掲載情報は参考情報です。開催日程・内容は変更・中止となる場合がありますので、お出かけ前に必ず主催者・観光協会等の公式情報をご確認ください。