石川県輪島市黒島地区に伝わる祭礼です。黒島は1684年に江戸幕府の天領となり、北前船の寄港地として栄えました。祭りの原型は1744年に北前船主・番匠屋が航海の安全を祈って寄進した大神輿とされます。 見どころの一つが、大坂城と名古屋城をかたどった2基の曳山で、徳川家康および家臣の武者人形やのぼり旗を飾った総輪島塗金箔仕上げの豪華なものです。子どもの奴振り行列は、かつて總持寺の輪番住職が黒島に上陸した際、随行を地元住民が務めたことに由来するとされ、12〜13歳の男子が化粧を施して揃いの装束で2列に並び行進します。白いかやをつけた獅子舞も登場します。夕刻からは広場や海浜で八千代栄節の輪踊りが行われ、深夜まで続きます。海上安全と五穀豊穣を祈る行事として受け継がれています。
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