約1200年前に遡る伝説を起源とする宗像神社の夏祭りです。かつて久々子海岸の西の岬には雌の大蛇、東の和田岬には雄の大蛇が棲み、行き来するたびに海が荒れて漁や暮らしに支障をきたしていました。弘法大師空海が弁天岬の巌窟に籠もって21日間の祈祷を行い、雌の大蛇に仏戒を授けると大蛇は昇天しました。人々はこの大蛇を海上安泰と庶民福寿を守護する女神・弁財天として祀り、それが宗像神社の起源とされています。祭りは2日間にわたり行われます。佐支神社に保管された神輿を若者が担いで久々子海岸から船に載せ、対岸の宗像神社へ渡御して弁財天を神輿に迎え入れます。帰路の船上では若者たちが押し合いながら海へ飛び込み、海岸到着後は神輿を担いで区内を練り歩きます。翌日も巡行の後、御神体が宗像神社へ戻されて祭りを締めくくります。
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