藤沢市鵠沼に鎮座する皇大神宮(烏森神社)は、平安時代を発祥とする古社です。平家物語で知られる那須与一が屋島の合戦前に祈願し、弓と矢を奉納したと伝わります。カラスが多く生息していたことから「烏森」の名が定着しました。 例大祭の見どころは、明治中期に9つの氏子町内がそれぞれ制作した人形山車です。三層式で総高約8メートル、那須与一・源義経・楠木正成など歴史・伝承に由来する人形が飾られ、屋台には精巧な彫刻が施されています。藤沢市重要有形民俗文化財および湘南遺産に指定されており、神奈川県下随一の規模を誇ります。 湯立神楽は鎌倉時代初期より鶴岡八幡宮の神楽男によって伝えられた神事で、産土神・火の神・水の神の三神を招き、神恩への感謝と無病息災を祈ります。藤沢市重要無形民俗文化財および湘南遺産にも指定されています。例大祭全体は神奈川のお祭り50選にも選ばれています。
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