鹿児島県下甑島に伝わる大晦日の来訪神行事で、国の重要無形民俗文化財に指定、2009年(平成21年)にはユネスコ無形文化遺産に登録されています。 いつ頃から始まったかは定かではなく、年の変わり目に神が訪れて祝福を授けるという民間信仰を古くから受け継いできた行事とされています。 大晦日の夜、トシドンは天上から首のない馬に乗って山や岩・大木へ降り立ち、3〜8歳の子どもがいる家々を訪れます。シュロの皮やソテツの葉で作られた高さ30cmもの鼻と耳元まで裂けた口を持つ面を被り、藁蓑を纏った姿で現れます。「おるかー。○○はおるかー。来て障子を開けー」という呼びかけで家に訪れます。 トシドンは子どものよい点を褒めて励まし、欠点を指摘して改めると約束させます。最後に「年餅」と呼ばれる大きな餅を授けて去っていきます。
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