金峯山寺三大行事の一つで、修験道の開祖・役行者が産湯をつかったと伝わる大和高田市奥田の弁天池から摘み取った蓮の花を、本尊・蔵王権現に供える法会です。法会に合わせて執り行われる「蛙飛び行事」は白河天皇の時代の伝説に由来します。不心得な男が山伏を侮辱したため鷲の窟にさらされましたが、悔い改めた男を高僧が蛙の姿に変えて救い出し、蔵王権現の宝前で人間の姿に立ち返らせたという伝説を毎年実演するものです。当日は大きな青蛙を乗せた太鼓台が吉野山を巡行し、蓮を携えた修験行者衆とともに蔵王堂へ練り込みます。法要の後、大青蛙が外陣に現れて受戒導師の前にかしこまり、授戒の法力によって人間の姿に立ち返る儀式が執り行われます。
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