慶安元年(1648年)、川越藩主・松平伊豆守信綱が氷川神社に神輿・獅子頭・太鼓などを寄進し祭礼を奨励したことに始まります。慶安4年(1651年)からは華麗な行列が氏子域の町々を巡行し、町衆も随行するようになりました。 新河岸川の舟運で江戸と結ばれた川越は、赤坂山王祭・神田祭といった天下祭の影響を強く受けて発展。山車の様式もその潮流を取り込みながら変化し、370年を経て現在の姿となりました。平成17年(2005年)には「川越氷川祭の山車行事」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。 精巧な人形を乗せた絢爛な山車が蔵造りの町並みを曳行し、見せ場となるのが「曳っかわせ」です。向かい合う山車が笛・太鼓・鉦・踊りで競い合い、祭り人が提灯を振り上げながら夜の熱気は頂点に達します。
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