滋賀県守山市の勝部神社で行われる火まつりで、約800年の歴史を持ちます。 起源は鎌倉時代初期に遡ります。土御門天皇を苦しめた重病の原因が近江国に棲む巨大な大蛇(竜)であるとわかり、これを退治して焼き払ったところ天皇の病が癒えたという伝説が起源とされています。切られた竜の「胴体」が飛んできたとされるのが勝部神社、「頭」が飛んできたとされるのが同市の住吉神社で、両社が伝説を引き継ぎ竜に見立てた大松明を燃やすことで無病息災と五穀豊穣を祈り続けています。 祭り当日の夕刻、若衆が大太鼓を担いで町内を練り歩き、夜8時頃に直径約4m・長さ5〜6m・重さ400kgの大松明12基に一斉に点火されます。大蛇の胴体をかたどったこの松明の周りを、ふんどし姿の若者約40人が鐘や太鼓を打ち鳴らしながら「ごうよ(御悩)、ひょうよ(平癒)」と掛け声をあげて乱舞します。松明が九分通り燃えると神社前の小川に曳いて消し、祭りが幕を閉じます。
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