水無神社の例祭は、村の総社として古くから祭祀が続けられてきた行事です。元和7年に創祀されたと伝えられますが、創立に関する詳細な由緒は定かでありません。延享年間には二輛の曳山が考案され、以後村全体で執り行う恒例行事として今日まで継承されています。 祭りの中心となるのは、年男の男性たちが太い藁縄で曳く「上やま」「下やま」と呼ばれる二台の曳山です。激しく押し合いながら進む様子から、ケンカ祭りの通称でも知られています。両曳山は内輪四輪・二層構造の素朴な造りで、下層に囃子方が乗り、上層では人形によるからくりが奉納されます。一台は御幣を持つ人形と湯取り巫女人形、もう一台は御幣を持つ人形と獅子によるからくりが演じられます。 両曳山とからくりは平成9年に村の指定文化財となり、その後の市町合併により市の文化財として指定されています。
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