秋田県大仙市刈和野に伝わる綱引きの行事で、室町時代から500年以上の歴史を持ちます。 平将門の一族である長山氏が刈和野に土着し、その氏神である市場守護の神「市神」の祭事として綱引きが始まったのが由来とされています。昔は勝った側がその年の市場開設権を得たとされ、市の開催日にちなんで上町(二日町)・下町(五日町)と呼ばれています。現在は上町が勝てば米の値段が上がり、下町が勝てば豊作になると伝えられ、その年を占う行事となっています。 大綱は雄綱64m・雌綱50m、直径約80cm、各10トンにも及ぶ国内最大級のものです。旧暦1月15日の満月の夜、両町が綱の出し合いから押し合いを経て引き合いへと移り、「ジョウヤサノサー」の掛け声と提灯の振りに合わせて数千人が渾身の力で引き合います。引き終えた綱は浮島神社の境内に運ばれます。
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