祭神である神武天皇が東征の折に海からこの地へ上陸したとの伝説にちなみ、5輌の山車を潮干の海浜へ曳き下ろしたことから「潮干祭」の名がついたとされています。 起源は定かではなく、応仁・文明の頃(15世紀後半)に亀崎へ移り住んだ18軒の武家が荷車に笹竹を立て神紋の幕を張って曳き廻したのが始まりとする伝承があります。史料では元禄〜宝暦年間(17世紀末〜18世紀前半)まで確認でき、少なくとも300年以上の歴史があります。国の重要無形民俗文化財に指定され、平成28年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されています。 5輌の山車は文化文政期以降の工芸の粋を集めたもので、名工による精緻な彫刻、名画伯の下絵による豪華な幕類、螺鈿・堆朱・七宝焼の装飾で飾られています。各山車ではからくり人形が囃子に合わせて舞い踊ります。
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