新発田市の総鎮守・諏訪神社の例大祭を核とする晩夏の祭りで、中心行事である新発田台輪は享保11年(1726年)頃に始まります。6代新発田藩主・溝口直治が祭りに賑わいを添えるため飾り人形の屋台を出すよう触れを出したことが起源とされています。 新発田台輪の最大の特徴は三輪構造で、前輪を持ち上げては下ろす「あおり」という独特の動作を繰り返しながら運行します。祭りは複数の行事から構成され、早朝に各町内から台輪が出発して諏訪神社へ奉納される「奉納台輪」のほか、民謡流しや各団体のパレードなどが繰り広げられます。 最終日の「帰り台輪」では、諏訪神社を出た台輪が各町内へ戻る道中、前を行く台輪を追い越そうとするたびに台輪同士の「あおり」や「もみあい」が始まります。「けんか台輪」とも呼ばれるこの場面が最大の見せ場で、男衆が街中で火花を散らします。
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