平安時代中頃より始まったとされる直江津祇園祭を基盤とする祭礼で、2017年に新潟県の無形民俗文化財に指定されています。祭神を祀る直江津の八坂神社は、江戸時代に松平忠輝公が高田城へ移る際、唯一直江津に残ることを許された神社で、その代わりに祇園祭の際は神輿を高田まで出張させる慣わしが生まれました。これが高田と直江津を神輿で結ぶ現在の祭りの原点となっています。毎年7月23日に八坂神社で発輿祭が行われ、神輿は陸路で高田へ向かい城下を渡御した後、関川を舟で下って直江津へ還御します。神輿を迎えた19町内の屋台は祇園囃子を奏でながら3日間巡行し、最終日夜に八坂神社へ集結して五穀豊穣を願う「御饌米奉納」をもって祭りの締めくくりとします。1971年の市合併を機に「上越まつり」と改称されました。
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