天津神社の春の祭礼で、近郷近在では古くから「十日の祭り」と呼ばれ春の訪れを告げる行事として親しまれてきました。近年は「けんか祭り」として広く知られています。 午前零時の太鼓とともに祭りが始まり、押上区と寺町区の若衆がそれぞれ緋色と萌黄色のはっぴを着て神社に参集します。鶏爺を先頭に神苑を巡幸した2基の神輿が神苑を1回半回ると、一の神輿と二の神輿が走り出して激しくぶつかり合う競合が始まります。五穀豊穣を祈って数回繰り返される「けんか」では、押上区が勝てば豊漁、寺町区が勝てば豊作になるといわれています。最後は両区代表の合図で「御走り」となり、一の神輿が幣殿に上がるところを二の神輿が見つけると一の負けとなり勝敗が決します。 神輿の後は国の重要無形民俗文化財に指定された舞楽が奉納されます。
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