滋賀県日野町中山の東・西2集落に850年以上伝わる、野神を祀る祭りです。平成3年(1991年)に国の重要無形民俗文化財に指定されています。 平安時代末期から続く勧農行事とされており、なぜ里芋の長さを競べるのかは定説がなく、稲作以前の日本人の常食だった芋の名残りとする説や、「いも」すなわち鉄器を司る神の代用とする説など諸説あります。 祭当日、東西それぞれで栽培した最も大きい里芋を孟宗竹に結わえます。熊野神社で三三九度の盃の儀を終えた後、東西別々の道を通って野神山へ登ります。祭場は前日までに山子と呼ばれる男児たちが竹で囲いを作り小石を敷き詰めて整えます。山上では東西7人ずつの山若と呼ぶ青年たちが三三九度の盃・角力の奉納・膳の饗応・引き出物の交換と約2時間の儀式を執り行い、最後に芋の長さを競べます。西が勝てば豊作、東が勝てば不作と占われます。
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