鎌倉時代の建長6年(1254年)、疫病流行の際に地頭らが京都の祇園社の分霊を迎え祀ったところ霊験あらたかだったため、翌年から祇園祭を奉納するようになったと伝わります。福岡県の無形民俗文化財に指定されています。最大の特徴は連歌の奉納で、室町時代の享禄3年(1530年)以来約500年にわたって途絶えることなく続けられており、室町時代以来の伝統を守り続ける行事は国内でこの祭礼のみとされています。このことから「連歌祇園」とも呼ばれます。日没後には一般参拝者も飛び入りで句を詠める「車上連歌」が行われ、匿名性の高い「笠着連歌」の姿を今に伝えます。山車は京都祇園祭の系譜を引く曳山が代表的で、屋根を貫く2本の柱が高さ約15メートルに及びます。2018年には高さ約17メートル・重さ約5.5トンの元永山笠も復活しています。
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