850年以上の歴史を持つ神事で、大津坂本の日吉大社の祭典を模したものと伝わります。かつては「えとまつり」と呼ばれ、五月の卯の日から酉の日まで七日間にわたって行われていました。 祭りは3日間構成で、初日に神輿を山頂付近の繖峰三神社まで引き上げる「御輿上げ祭」が行われます。翌日の「坂下し祭」では、全長約500m・標高差170mにおよぶ断崖絶壁の急斜面を、重さ約500kgの神輿3基を若衆が引きずり降ろします。途中には岩肌が露出した約6mの急崖「二本松」をはじめ複数の難所があります。また、神輿担ぎを初めて経験する少年「初山(はつやま)」を神輿の先頭に乗せて下山する慣わしがあります。無事下山した神輿は芝原御旅所へ向かい、「笑饗獸供」などの儀式が行われます。滋賀県選択無形民俗文化財に指定されています。
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