高松市香川町浅野の新池神社の祭礼で、香川県・高松市の民俗文化財に指定されています。 江戸時代、水不足に悩む浅野地区に新池を築いて水を引いた郷土の恩人・矢延平六の徳を偲び、水の恵みへの感謝と豊作を祝う行事として始まりました。農民たちは平六の功績を讃えながらも、藩主が下した国外追放の罪に表立って異を唱えられないもどかしさから、滑稽な仮装行列で藩主に抵抗したとも伝えられています。 「ひょうげる」は讃岐の言葉で「ふざける・おどける」を意味し、これが祭名の由来です。参加者は飼料袋を縫い合わせた裃・袴・陣羽織、里芋の茎で作った太刀、ざるを烏帽子代わりにかぶった出で立ちで、歌舞伎役者まがいの厚化粧を施しながら約2kmを練り歩きます。 新池の堤に到着すると神職が祝詞をあげて悪魔払いの矢を放ち、同時に神輿が池へと投げ込まれて祭礼は締めくくりを迎えます。
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