約400年の伝統を持つとされる施餓鬼行事の一種で、福岡県の無形民俗文化財に指定されています。生前の悪事の報いで地獄に落ちた亡者を、盆の間だけでも地上に引き上げて供養するという意味合いを持ちます。由来には、寛永3年に地区の徳随寺本堂建立の際に仏教の故事にならって始めたという説と、寛永18・19年の大凶作で亡くなった子どもたちの霊を慰めるため寛永20年から始まったという説があります。行事当日は小学生以下の男児が全身にススを塗り、腰にワラミノ、頭には角に見立てた縄を巻いて鬼に扮します。重さ約400kgに及ぶ直径30cm・長さ20mの大綱を曳きながら地区内を練り歩きます。なお大綱の製作自体も神事の一つとされています。
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